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【現役保育士】が保育の写真を活用する方法と メリットを解説-ペンギン先生の保育奮闘記

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ペンギン先生

皆様こんにちはペンギン先生です。

皆様は写真を撮ることってありますか??

携帯電話やスマホの普及により写真を撮ることが身近に感じられるようになりましたよね

今回のテーマは保育における写真を活用する利点についてお話します。

 

 

◎保育の写真活用ってなに??

皆さんの園では子どもの写真を撮って毎日の保育の振り返りをする際や、保護者にお子さんの様子を伝えるドキュメンテーション等の活用されていますでしょうか?

写真を活用した保育は様々な研修会でも取り上げられたり取り組んでいる園は多いと思います。

写真を活用することによって毎日の保育が見える化され、新しい気付きのきっかけになったり保護者の方々とのコミュニケーションツールとしても使うことができるといったメリットがあります。

今回のブログではそういった写真を活用した保育の利点についてお話させていただきます。

 

ドキュメンテーションの活用

まず1つ目は「ドキュメンテーション」の活用です。

ドキュメンテーション」という言葉をご存じでしょうか。

この言葉はここ最近の保育業界では当たり前のように活用されていますよね。

ドキュメンテーションをご存じの方たくさんいるとは思いますが、どんなものなのか念のためご説明をしておきます。

ポイント
  • ドキュメンテーションとは写真を用いて子どもが面白がっていること、夢中になっている姿、そしてそこからどんな経験をして成長をしているのかを発信するツールです

またそのドキュメンテーションを通して保育者自身がいま子どもたちが何を経験してそのためにはどんな環境を用意すべきなのか保育を振り返る大事なツールだと私自身感じています。

(いろいろなやり方があるのでこれは一例です。)

ドキュメンテーションを発信する利点ですが、

メリット
  • 目の前の子どもたちが何を楽しんでいるのか保育者が振り返ることのできるツールである。
  • また遊びを深めていけるような環境の準備が出来る。
  • 子ども理解につながる。

ということが挙げられます。

実は私がこのドキュメンテーションというツールを知ったのは数年前のことで、子どもを知るツールとしてとても素晴らしいものだと感動したことを覚えています。

実際にドキュメンテーションを作り始めたことによって保護者の方から「普段園ではこんな風に過ごしているんですね」といった言葉をいただきました。

また、何かに夢中になっている姿を題材にしたドキュメンテーションを出した時には「家で子どもと話してみました」といったお言葉や「園での出来事をご家庭での教育の際にも活かしています」など前向きなお言葉をいただくことが増え、子どもについて保護者の方と話す機会も増えました。

 

◎保育の振り返りでの活用

次に保育の振り返りで活用することです。

こちらは子どもに対してというより私たち保育者の作業効率や人間関係の面でのメリットがあり、写真は大変活用することができます。

皆さんの園ではどのように保育の振り返りや話合いをしていますか?

私はある研修会に参加し、写真を用いて職員会議行う方法について学びました。

私はぜひ写真を活用しながら話す時間を大切にしてほしいと考えています。

保育の振り返りで写真を活用することによって、同僚への理解につながる、また自分の持ち寄った写真を他の職員に見てもらうことによってこんな風に環境を用意してみたら?と一人では行き詰ってしまうことも客観的に見てもらうことによって他の視点からのアドバイスをもらえる。

といったメリットが挙げられます。

そんな時間ないよという方ももしかしたらいるかもしれません。

最初は職員会議の15分でもいい、ちょっとした時間にまずは子どものことを話す時間を作るということに挑戦してみてください。

そうすることによって見えなかった子どもの姿が見えてきます。

さらに保育の振り返りに写真を活用することによって同僚がこんなこと思いながら保育をしているんだという理解につながります。

同僚の思いをくみ取り理解することで働きやすい職場の条件としてあげられることの多い人間関係についても良好な関係を築くことができる1つのきっかけになるとも考えております。

実際に私の園でも当初は意見を言う人、言わない人の差が激しかったです。

みんな思いはあるのに言えずにいた環境だったのです。

しかし写真を用いて職員会議のちょっとした時間に子供について語り合うようになってから少しずつではありますがそれぞれの思いを発言できるような雰囲気に変わってきたのです。

そんな風に変わってきたのは否定的にとらえず互いを認め合うという関係性が出来てきたのだと思います。

人間否定ばかりしてくる人には何も言いたくなくなってしまいますよね。

逆に自分が話したことを受け止めてくれたり共感してくれる人には聞いてくれると思い話したくなりますよね。その関係性が築けるように意図的にそういう場を設けることは大切にしてほしいと思います。

 

◎まとめ

いかがでしょうか?

今回は私が行っている保育の写真の活用方法についてお伝えしました。

私自身もまだまだ未熟なので皆さんの園での写真を用いた保育を教えていただきたいです。

また、今後のブログではみなさんのドキュメンテーションづくりのお悩みを募集しそれにこたえていくような記事も作っていきたいと思いますのでみなさんのご意見ございましたらブログ内のお問い合わせ・TwitterInstagramにてご意見ください。

今後はICT化についての勉強もしていきたいと思っておりますのでみなさんとまた様々なことを共有して保育業界を働きやすい業界へと変えていきましょう。